先日、
FOODEX JAPAN 2007という食品と飲料の見本市(国際食品・飲料展)に行ってきました。この催し物の中で、
日本酒造組合中央会が、全808種類の焼酎(泡盛も含む)が試飲できるという特設会場をつくっていました。昨今の焼酎ブームの勢いのせいか、その会場はかなりの活況を呈していました。勿論、コンキチもその会場で存分に試飲を楽しませてもらいました。
さて、コンキチは焼酎を呑むときは、殆どの場合「生(き)」で飲みます(たまに、室温の濃い目の水割りにして呑むことはありますが)。理由は、
a) ロックだと香りがし萎んでしまう場合がある。
b) お湯割りはお湯を沸かすのが面倒くさい。
からです。
特に「お湯割り」はこれまで全く試してみたことはありませんでした。しかし、このままでは酒呑みとして問題があるのではないかと思い、件の焼酎会場においてあった
「おいしいお湯割り焼酎のつくり方」というパンフレットを GETして、多少なりとも「お湯割り」に関する造詣を深めてみようと思い立ちました。A4一枚きりの資料なのですが、なかなか示唆に富んだ事柄が記載されていて、とても勉強になりました。
そこで、その内容の一部である
お湯割りと水割りの「順序」をちょっとブログにまとめてみようかと思います。
なんでも。「お湯割り」と「水割り」では割り水する順番が異なるのだそうです。どういうことかというと、
お湯割の場合お湯を先にいれ、その後焼酎を注ぐ理由→お湯よりも比重の重い焼酎を後から注ぐことで、グラスの中で対流が起こり、よく混ざる。
水割りの場合焼酎を先にいれ、その後水を注ぐ理由→焼酎より比重の重い水を後から注ぐことで、グラスの中で対流が起こり、よく混ざる。
ここで、Webや化学便覧等を紐解いて、比重を調べたり、軽くジャブ程度に計算してみたりすると↓
25%(v/v) エタノールの15.56℃で比重は、
d15.5615.56 0.97084
水の90℃での比重は、0.963
水の85℃での比重は、0.967
水の81℃での比重は、0.970
水の80℃での比重は、0.971
水の70℃での比重は、0.977
です。
お湯割りの場合、熱湯だったら(パンフレットの通り)そうなのかなという感じです(順番はあまり気にしなくてもいいのかなという気もします)。
それから、良く混ざれば良いのであれば、バースプーン等でかき混ぜるという選択肢もありかなと思いました(この方がよく混ざる)。
まあ、こればかりは呑んでみて旨かった方の勝ちという官能の世界なので、どんな作り方をしても美味しければALL O.K.なのです。
この件に関しては、引き続き要RESEARCHですかね。
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