甘辛判定式
国税庁鑑定企画官室の資料に、日本酒の「甘・辛・濃・淡」を判定する式が記載されているのを発見しました!!!
こんな式です↓
●甘辛度=193593/(1443+日本酒度)−1.16×酸度−132.57
数値が大きい→甘口
数値が小さい→辛口
●濃淡度= 94545/(1443+日本酒度)+1.88×酸度−68.54
数値が大きい→濃醇
数値が小さい→淡麗
「甘辛度」、「濃淡度」ともに日本酒度(Sake meter value)と酸度(Acidity)の関数として表されています。味の濃淡をみる指標としてアミノ酸度(Level of amino acids, Amino acid degree)も影響あるのでは?とツッコミを入れたくなるのですが.....まあいいでしょう。
これまでに呑んでみたお酒を、上記式を使って甘辛&濃淡判定してデータベース化してみるのもまた一興かもしれません。
ちなみに日本酒の平均値はこちら↓(powered by 国税庁 H14年全国市販酒類調査)
分類 / 一般酒 / 吟醸酒 / 純米酒 / 本醸造酒
試飲数 / 490 / 372 / 312 / 291
アルコール分 / 15.3 / 15.8 / 15.4 / 15.4
日本酒度 / +2.5 / +4.5 / +3.7 / +3.9
酸度 / 1.2 / 1.3 / 1.5 / 1.3
アミノ酸度 / 1.3 / 1.3 / 1.5 / 1.3
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